雑誌の連載 2020.11.172021.08.19 smallfact

下山進『2050年のメディア』にはサンデー毎日連載の『続編』がある。

ニューヨーク・タイムズ・カンパニーでは、2000年には14000人いた正社員の数は、2013年には3529人にまで減っている。日本の新聞社はほとんど正社員の数を減らしていない。サンデー毎日連載「2050年のメディア」第一回。鍵なしで読めます。https://t.co/eUsGHZNDLy
— 下山進 (@twnomics) March 3, 2020

第７２回　ＮＨＫからたった３人の調査報道ベンチャーへ　５３歳の決断

２０５０年のメディア：第７２回　ＮＨＫからたった３人の調査報道ベンチャーへ　...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210816/org/00m/040/002000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　ＮＨＫで２０１７年にネットワーク報道部というウェブでの展開を担当する部署をたちあげた熊田安伸が、２０２１年７月末でＮＨＫを退社、「スローニュース」に移籍した。

第７１回　五輪とパンデミック　エスケープ・ファイアを放つのは誰か？

２０５０年のメディア：第７１回　五輪とパンデミック　エスケープ・ファイアを放...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210801/org/00m/040/002000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　オリンピック開幕の日、朝刊各紙を読み比べた。　もっとも好感が持てたのは、東京新聞の柔道・陸上担当の森合正範記者の記事だ。

第７０回　『日本共産党の研究』Ｋさんからの手紙　４４年目の真実

２０５０年のメディア：第７０回　『日本共産党の研究』Ｋさんからの手紙　４４年...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210726/org/00m/040/004000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　花田紀凱(かずよし)は、78歳になった。これまで、とってあった資料や本の整理を始めている。　１９７５年12月から月刊「文藝春秋」で２年にわたって連載された立花隆の『日本共産党の研究』の担当編集者時代に集めた本や資料も、もう読む

第６９回　アデュカヌマブは幻の新薬か？　エビデンスから考える

２０５０年のメディア：第６９回　アデュカヌマブは幻の新薬か？　エビデンスから...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210719/org/00m/040/009000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　アルツハイマー病の進行そのものに働きかける薬「アデュカヌマブ」の米国での承認から１カ月、否定的な報道が続いている。

第６８回　「最悪のシナリオ」建白した朝日販売店がパン屋を始める時

２０５０年のメディア：第６８回　「最悪のシナリオ」建白した朝日販売店がパン屋...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210712/org/00m/040/002000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　井口忠寿が中学２年生だった１９７２年の話である。井口の家は父親が始めた東京都内の新聞販売店で生計をたてていた。

第６７回　朝日・毎日　購読料値上げ　新聞販売店は今

２０５０年のメディア：第６７回　朝日・毎日　購読料値上げ　新聞販売店は今＝下...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210705/org/00m/040/002000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　朝日新聞系列の新聞販売店ＡＳＡ西船橋を経営する宮城勝人は、窮してしまった。　本社に、新聞の卸代金を入金するのが、月末。そうすると手許に現金がぎりぎりしか残らない。毎月10日は、新聞配達をしてもらっている従業員９名への給料の支払

第６６回　立花隆逝く。とてつもない「半可通」は道を示した

２０５０年のメディア：第６６回　立花隆逝く。とてつもない「半可通」は道を示し...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210628/org/00m/040/008000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　立花隆さんが亡くなった。　ジャーナリストの条件について論じた立花さんの文章のなかに、「それは何事についてもすぐに半可通になれる能力」を持っていることだという一節があった。

第６５回　アルツハイマー病新薬アデュカヌマブ　開発責任者は語る

２０５０年のメディア：第６５回　アルツハイマー病新薬アデュカヌマブ　開発責任...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210621/org/00m/040/002000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　アメリカの製薬会社バイオジェンの開発部門の最高責任者アルフレッド（アル）・サンドロックは、米国時間の６月７日の午前11時、その報せをうけたあと、涙が止まらなかった。

第６４回　常盤平団地の一室から渋谷のバス停まで　ＮＨＫ記者たちの旅路

２０５０年のメディア：第６４回　常盤平団地の一室から渋谷のバス停まで　ＮＨＫ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210614/org/00m/040/002000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　ＮＨＫ警視庁記者クラブキャップの清水將裕(まさひろ)は、徳田隼一(じゅんいち)が３月末にようやく手にいれたその写真を見て衝撃をうける。それまで大林三佐子(みさこ)さんの写真は、バス停のベンチに下を向いて立つように座っている姿の写

第６３回　匿名の路上生活者に顔と人生があたえられし時

２０５０年のメディア：第６３回　匿名の路上生活者に顔と人生があたえられし時＝...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210607/org/00m/040/003000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　渋谷区の甲州街道ぞいのバス停の、わずか奥行き20センチほどのベンチで休んでいた高齢の路上生活者の女性が、石をいれたポリ袋で殴り殺された。

第６２回　竹宮惠子と萩尾望都　二人の自伝を読む。　その後編

２０５０年のメディア：第６２回　竹宮惠子と萩尾望都　二人の自伝を読む。　その...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210531/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　萩尾望都の『一度きりの大泉の話』は、読んでいると苦しくなってくる。時系列もいきつもどりつし、繰り返しもあり、読みにくい。思い出すのが辛く封印していた記憶、それを長年の友人が、インタビューして呼び起こすという形にし、録音を書き起

第６１回　萩尾望都と竹宮惠子　二人の自伝を読む。　その前編

２０５０年のメディア：第６１回　萩尾望都と竹宮惠子　二人の自伝を読む。　その...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210524/org/00m/040/001000d

　萩尾望都(もと)に『訪問者』という中編がある。萩尾の代表作『トーマの心臓』のスピンオフと言える作品なのだが、マンガのなかで、オスカーの父親のグスタフの目が開かなくなるほど痛くなってしまう、という表現がある。その記憶が蘇ったのは、萩尾が、このほど上梓した『一度きりの大泉の話』を読んだからだ。『訪問者

第６０回　五輪に経済効果はもともとない。衝撃の英名門大論文

２０５０年のメディア：第６０回　五輪に経済効果はもともとない。衝撃の英名門大...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210517/org/00m/040/003000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　しばらく前までオリンピックの是非についてネットに書かれたコメントの多くに、「経済を考えると、オリンピックを開催したほうがいい」という意見があった。

第５９回　新潟日報、夕刊の後。芸妓をとりあげる「大人」のメディア

２０５０年のメディア：第５９回　新潟日報、夕刊の後。芸妓をとりあげる「大人」...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210510/org/00m/040/002000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　江戸時代から北前船の寄港地として新潟はおおいに栄えた。物資が出入りするこの港町には、古町(ふるまち)と呼ばれる花街が発達し、最盛時には、芸妓(げいぎ)と呼ばれる女性たちが、５００人近くはいた。彼女たちは、お座敷に呼ばれ唄や踊りを

第５８回　ワクチン接種率0.6%　それでも五輪を強行するのか？

２０５０年のメディア：第５８回　ワクチン接種率0.6%　それでも五輪を強行するの...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210426/org/00m/040/001000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　英『エコノミスト』誌のポッドキャスト「Ｔｈｅ　Ｊａｂ」では、週一回の放送の度に各国のワクチン接種の状況を和音で伝える。接種率が高くなればなるほど演奏する楽器の数が多くなり、音色が豊かになってくる。

第５７回　違う分野をつなげる。ある物理学者、「ユーレカ！」の瞬間

２０５０年のメディア：第５７回　違う分野をつなげる。ある物理学者、「ユーレカ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210419/org/00m/040/003000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　物理学者の大栗博司さんと、２０１６年の七夕の夜に夕食をご一緒した時のことである。　不思議な話を聞いた。

第５６回　読売月１企画「あれから」　その切れ味の陰に一人の女性編集者

毎日新聞

２０５０年のメディア：第５６回　読売月１企画「あれから」　その切れ味の陰に一...

~~https://mainichi.jp/sunday/articles/20210411/org/00m/040/001000d~~

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　私が文藝春秋に入社した頃の週刊文春では、ゴールデンウイークや年末年始の合併号で「あの人は今」のワイド特集をよくやっていた。

第５５回　１１億ドルの損失を『告白』した金融マンの「それから」

２０５０年のメディア：第５５回　１１億ドルの損失を『告白』した金融マンの「そ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210405/org/00m/040/002000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　今日（４月６日）は井口俊英さんの二度目の命日だ。　井口俊英と言ってピンとくる人は40代後半以上の人だろう。

第５４回　五輪開催か否か　ＮＨＫは正面から論じた

２０５０年のメディア：第５４回　五輪開催か否か　ＮＨＫは正面から論じた＝下山...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210329/org/00m/040/001000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　民放や新聞社が、五輪の開催そのものの是非について触っていないなか、ＮＨＫは、生放送で正面から「五輪開催の是非」を議論した。

第５３回　韓国映画『野球少女』　静岡新聞オーナーへのレッスン

２０５０年のメディア：第５３回　韓国映画『野球少女』　静岡新聞オーナーへのレ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210322/org/00m/040/001000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　公開中の韓国映画『野球少女』がいい。　たとえば日本だと、女性のピッチャーがプロ野球で活躍するフィクションは、水島新司の『野球狂の詩(うた)』の水原勇気があった。水原は「ドリームボール」という魔球で、強力打者をばったばったと三振

第５２回　科学とメディア　死命を決するデータベースの力

２０５０年のメディア：第５２回　科学とメディア　死命を決するデータベースの力...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210311/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　新潟大学の脳研究所は、家族性アルツハイマー病の研究のメッカとなっている。　家族性アルツハイマー病とは、遺伝して伝わるアルツハイマー病のことで、その遺伝子をもっていると、50パーセントの確率で受け継がれ、突然変異が受け継がれれ

第５１回　変わることで持続する。女川の新聞販売店主　町復興にかけた１０年

２０５０年のメディア：第５１回　変わることで持続する。女川の新聞販売店主　町...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210307/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　今から10年前の３月11日の夜を、宮城県女川(おながわ)町の新聞販売店「梅丸新聞店」を経営する阿部喜英(よしひで)は避難した高台の女川高校で明かした。夜通し、プロパンガスが爆発する音や津波によって根こそぎもっていかれる家々がぶ

第５０回　英『エコノミスト』誌　Ｐｏｄｃａｓｔ新番組はワクチンの地政学

２０５０年のメディア：第５０回　英『エコノミスト』誌　Ｐｏｄｃａｓｔ新番組は...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210301/org/00m/040/002000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　毎朝、石神井公園へウォーキングの一時間強、エコノミスト誌のポッドキャストを聴く。「私はアロク・ジハ、エコノミストのサイエンス特派員」

第４９回　英『エコノミスト』誌デジタル戦略担当に聞く　ＤＸ率１００％の秘密

２０５０年のメディア：第４９回　英『エコノミスト』誌デジタル戦略担当に聞く　...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210221/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　週刊誌の世界的な退潮のなかで、唯一部数を伸ばし続けている英『エコノミスト』誌。１９９６年には50万部だった部数は、２００１年には76万部、最新の２０２０年の数字では、１０３万２０００部。

第４８回　人質交渉人はパイプをくわえる。これが本当の実録映画

２０５０年のメディア：第４８回　人質交渉人はパイプをくわえる。これが本当の実...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210214/org/00m/040/001000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　２月19日から公開になる映画『ある人質　生還までの３９８日』を観た。　パンフレットの宣伝文句は「ＩＳから息子を救出した家族の奇跡の実話」とある。おそらくこの映画の紹介はおもに、『イスラム国』（ＩＳ）に囚われたデンマーク人写真家

第４７回　ワシントン・ポスト紙、伝説の編集局長の引退　編集者が新聞を変える

２０５０年のメディア：第４７回　ワシントン・ポスト紙、伝説の編集局長の引退　...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210208/org/00m/040/003000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　ワシントン・ポストの編集局長(Executive Editor)、マーティン・バロンが２月いっぱいで引退すると発表した。

第４６回　瀬戸内海をのぞむ地方紙の夕刊　その１３５年の生涯

２０５０年のメディア：第４６回　瀬戸内海をのぞむ地方紙の夕刊　その１３５年の...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210131/org/00m/040/001000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　１９５５年５月11日早朝、香川県高松市にある高松港を、多くの修学旅行生をのせて出港した紫雲丸は、視界50メートルという極端な濃霧の中を岡山県玉野にむけて進んでいた。午前６時56分、霧中汽笛音がなりひびくなか、紫雲丸は第三宇高丸と

第４５回　２０４０年の成毛眞　過小評価されているものにチップを張る

２０５０年のメディア：第４５回　２０４０年の成毛眞　過小評価されているものに...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210125/org/00m/040/003000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　書評ほど、書き手の力量が問われるジャンルはないだろう。編集者だった時代、自分が編集したこれはという本の書評を読み比べていた。この人は著者も気がつかないような本の持つ意味をとらえている、これは本が動く書評だ、等々。

第４４回　笠井信輔の矜持　僕はしゃべるためにがんになった

２０５０年のメディア：第４４回　笠井信輔の矜持　僕はしゃべるためにがんになっ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210118/org/00m/040/001000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　フジテレビのアナウンサーだった菊間千乃(きくまゆきの)が、フジをやめて退路をたって司法試験に挑んだことを書いた『私が弁護士になるまで』。

第４３回　テーマを変える　『アルツハイマー征服』私はこう書いた

２０５０年のメディア：第４３回　テーマを変える　『アルツハイマー征服』私はこ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20210111/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　私の次の本『アルツハイマー征服』が先週出版された。　今週はこの本にまつわる話。そもそもなぜ、アルツハイマー病の研究の歴史について書いたのか。

第４２回　旧メディアは９０年代の金融業の時代にいる

２０５０年のメディア：第４２回　旧メディアは９０年代の金融業の時代にいる＝下...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201228/org/00m/040/002000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　慶應ＳＦＣや上智で行っている「２０５０年のメディア」の講義では、全14回のうちに必ず「製造業・金融業・メディア」という回をもうけている。

第４１回　検察と政治　「伝説の検察記者」は記者クラブに所属せず

２０５０年のメディア：第４１回　検察と政治　「伝説の検察記者」は記者クラブに...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201221/org/00m/040/003000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　証拠があって法律がある。それを起訴、立件する検察がある。　検察には、それだけではない力があることを知ったのは、村山治がまだ毎日新聞の若手記者だったころの話。１９７９年、京都支局の亀岡駐在だった村山は、京都支局の先輩記者の応援

第４０回　オリンピック中止　第三波の今こそ　この問題に向き合え

２０５０年のメディア：第４０回　オリンピック中止　第三波の今こそ　この問題に...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201214/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　東日本大震災の際、地元紙『河北新報』の報道部長の武田真一が、事前に災害の被害を減らす「防災」のための報道をしていなかったのではないか、との後悔から、その後、河北新報に防災・教育室を立ち上げ、退社後の今も大学の教壇で防災と報道に

第３９回　船橋洋一は考える　シンクタンクとジャーナリズム

２０５０年のメディア：第３９回　船橋洋一は考える　シンクタンクとジャーナリズ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201207/org/00m/040/002000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　２０１２年の夏休み。近所のスーパーで買物をしていると、携帯（まだガラケー）がなった。表示を見ると「通知不可能」。

第３８回　部数を伸ばし続ける唯一の週刊誌　英『エコノミスト』の秘密

２０５０年のメディア：第３８回　部数を伸ばし続ける唯一の週刊誌　英『エコノミ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201130/org/00m/040/001000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　週刊誌は世界的に退潮を続けている。　私がコロンビア大学のジャーナリズム・スクールに留学していた１９９３年には、アメリカには３つのニュース週刊誌が毎週しのぎをけずっていた。

第３７回　半歩先の道標になる　読売「人生案内」が切り開いた長い道

２０５０年のメディア：第３７回　半歩先の道標になる　読売「人生案内」が切り開...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201123/org/00m/040/003000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　前著『２０５０年のメディア』を書こうと決めてからもう３年ちかく、読売新聞の宅配をうけている。毎朝、いつも感心して読んでいるのが「人生案内」という生活面のコーナーだ。

第３６回　バイデン政権下で右派メディアが急伸する　米大手出版社が予測

２０５０年のメディア：第３６回　バイデン政権下で右派メディアが急伸する　米大...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201116/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　７月21日に掲載されたこの連載の第20回（８月２日号）で米国の大手出版社サイモン・アンド・シュスターの版権担当ポール・オハロランは米大手出版社はバイデン本を準備していないとし、その理由をこんなふうに述べていた。

第３５回　ＬＧＢＴ報道　地方紙だからこそ挑む

２０５０年のメディア：第３５回　ＬＧＢＴ報道　地方紙だからこそ挑む＝下山進 - ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201109/org/00m/040/001000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　秋田魁(さきがけ)新報のくらし班の編集長である三浦美和子は、十数年以上前から、外見上の性と実際の性が一致しないトランスジェンダーの人々のことに興味を持っていた。

第３４回　世界が違って見えてくる　ＭＭＴ理論イデオローグ衝撃の出版

２０５０年のメディア：第３４回　世界が違って見えてくる　ＭＭＴ理論イデオロー...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201101/org/00m/040/003000d

＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　世の中のパラダイムを変えるような本に出会うことがある。　たとえば、２０１７年に読んだリンダ・グラットンの『ライフ・シフト　１００年時代の人生戦略』はそうした本だった。

第３３回　神は細部にやどる　国家機密漏洩を描く本当の報道映画

２０５０年のメディア：第３３回　神は細部にやどる　国家機密漏洩を描く本当の報...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201026/org/00m/040/003000d

　　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　映画『オフィシャル・シークレット』を見た。　実話をもとにしたジャーナリズムの映画でもある。

第３２回　ノーベル化学賞受賞　ダウドナ博士と私　過去は共鳴する

２０５０年のメディア：第３２回　ノーベル化学賞受賞　ダウドナ博士と私　過去は...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201019/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　「過去は共鳴する」とは、スティーブン・キングの小説『11/22/63』に度々出てくる一文だ。何かをしようとすると、非常によく似た、でも少しずつ違う何かが起きるというシチュエーションをこのようにキングは表現していた。

第３１回　未来の需要を感じ取れ　組織全体に「熱量」届ける伝説の書籍営業マン

２０５０年のメディア：第３１回　未来の需要を感じ取れ　組織全体に「熱量」届け...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201012/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　山本喜由(きよし)は、１９８２年に、新卒で教科書出版の営業職になって以来、38年間ずっと現場で走り続けていた。教科書出版から、文藝春秋の中途採用試験をうけて一般書の営業に転じたのが、１９９０年７月。

第３０回　沢木耕太郎の「私」　猪瀬直樹の「公」　時代を超える作品群

２０５０年のメディア：第３０回　沢木耕太郎の「私」　猪瀬直樹の「公」　時代を...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20201005/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞「沢木さんの『深夜特急』を繰り返し読んだから」　アジアの国々へたびたび一人旅をする教え子がいたので、「なんでアジアなの？」と聞くとそう答えた。

第２９回　ホームレスとなっても編むことが私を救った　ある女性作家の転身

２０５０年のメディア：第２９回　ホームレスとなっても編むことが私を救った　あ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200928/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　『イスラム国』『人質の経済学』を書いたロレッタ・ナポリオーニが、「ベトナムの友人に会う途上なので」と東京に私を訪ねてきたのは、昨年夏のことだった。

第２８回　「次」を生むテーマ持て　ベストセラー編集者　企画発想の秘密

２０５０年のメディア：第２８回　「次」を生むテーマ持て　ベストセラー編集者　...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200918/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　日本の編集者に版権を売るアメリカのリテラリー・エージェントが、日本のサブ・エージェントに聞く言葉に「Who to watch？」という言葉があることは、第24回に書いた。

第２７回　映画「はりぼて」　敏腕キャスターはなぜ辞めたのか

２０５０年のメディア：第２７回　映画「はりぼて」　敏腕キャスターはなぜ辞めた...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200914/org/00m/040/002000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　ドキュメンタリー映画「はりぼて」を見た。１９９０年に開局した富山県のＪＮＮ系列のローカル局チューリップテレビが、富山市議会の政務活動費の不正を、情報公開条例をつかって、どんどん明るみにだしていくその４年の軌跡をまとめたものだ。

第２６回　ＮＹＴと静岡新聞　イノベーションリポート　何が違うのか

２０５０年のメディア：第２６回　ＮＹＴと静岡新聞　イノベーションリポート　何...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200907/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　静岡新聞社が今、日本全国の地元紙から注目をあびている。　同社が８月13日に発表した「イノベーションリポート」のためだ。

第２５回　沢木耕太郎と中島敦　天才たちのセッションは問いかける

２０５０年のメディア：第２５回　沢木耕太郎と中島敦　天才たちのセッションは問...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200831/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　沢木耕太郎さんの「セッションズ」が完結した。沢木さんのこれまでの「対談」を沢木さんが選んでまとめたもの。全四巻。「対談集」とはせず、「セッションズ」としたのは、ジャズの「セッション」のように、臨機応変に聴き手にもなり、話し手に

第２４回　リテラリー・エージェント　出版界の黒子が輝く時

２０５０年のメディア：第２４回　リテラリー・エージェント　出版界の黒子が輝く...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200824/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　１９９４年、コーネル大学のＭＢＡの卒業を控えた山内美穂子(やまのうちみほこ)はニューヨーク・ロックフェラーセンターの脇にある紀伊國屋書店の雑誌コーナーで、一冊のムックを熱心に読んでいた。『海外就職事典』と書かれたそのムックは山

第２３回　政治家に頼らず市民の政策提言に道　『新潟日報』「最後の角栄番」

２０５０年のメディア：第２３回　政治家に頼らず市民の政策提言に道　『新潟日報...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200817/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞「同じ大正生まれの俺は角さんの言うことがわかる。日本の地方は貧しいんだ。地元にいかに金をひっぱってくるか、それが政治家の仕事だ」

第２２回　ＳＮＳから現場を特定　第三の通信社目指す「ＪＸ」の野望

２０５０年のメディア：第２２回　ＳＮＳから現場を特定　第三の通信社目指す「Ｊ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200803/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　「通信社のコアコンピタンスは速報性にあるから」　共同通信デジタルの伊地知晋一(いじちしんいち)にそう言われた時、米重克洋(よねしげかつひろ)は、ばっと霧が晴れたような気がした。２０１４年のことである。

第２１回　「ナタの大久保」　日本テレビＶ字回復の秘密

２０５０年のメディア：第２１回　「ナタの大久保」　日本テレビＶ字回復の秘密＝...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200727/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞「紙」から「インターネット」への流れは止めようもない。では「放送」から「インターネット」への動きはどうだろうか？

第２０回　大統領選挙まぢか　米大手出版社はバイデン本を用意しない

２０５０年のメディア：第２０回　大統領選挙まぢか　米大手出版社はバイデン本を...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200720/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞「そういえば」という感じで、サイモン・アンド・シュスター社の版権担当ポール・オハロランが透明のファイルから出してきたのが、一枚のｅメールのプリントアウトだった。

第１９回　ラジオはスマホで聴く　ｒａｄｉｋｏを成功させた孤高の天才エンジニア

２０５０年のメディア：第１９回　ラジオはスマホで聴く　ｒａｄｉｋｏを成功させ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200713/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　今教えている慶應のＳＦＣで、紙の新聞をとっている人と手をあげさせると、30人のクラスで１人か２人しかいない（今年の場合は例外の年だったのか半数近くが手をあげたが）。テレビもあまり見ている様子はない。しかし、ラジオを聴いている人

第１８回　地方メディア支援で「新しい公共」実現を　ＮＨＫへの提言

２０５０年のメディア：第１８回　地方メディア支援で「新しい公共」実現を　ＮＨ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200706/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　現在「放送」で見ている「テレビ番組」は、本来はすべて「インターネット」で見ることができることに多くの人は気がついていない。

第１７回　ＮＹＴより早い有料電子化　北海道の小さな新聞社がのぞむ「なつぞら」

２０５０年のメディア：第１７回　ＮＹＴより早い有料電子化　北海道の小さな新聞...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200629/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　２０００年代に読売新聞グループ本社の社長になる内山斉(ひとし)が、まだ地方部の主任だったころの話である。

第１６回　秋田魁ｖｓ．慶應ＳＦＣ生　イージスからクマまで、とことん話してみた

２０５０年のメディア：第１６回　秋田魁ｖｓ．慶應ＳＦＣ生　イージスからクマま...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200622/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　第４回にとりあげた秋田の県紙、秋田魁(さきがけ)新報。　北朝鮮からの迎撃ミサイルの基地が、秋田の市街地である新屋(あらや)にできる。防衛省記者クラブ発の記事で五月雨(さみだれ)式に既成事実化していたこの「地上イージス基地」問

第１５回　プロの選球眼かクラウド査読か？　岐路にたつ科学ジャーナル

２０５０年のメディア：第１５回　プロの選球眼かクラウド査読か？　岐路にたつ科...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200615/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　私が今、取材をしている次の単行本『アルツハイマー征服』で会った研究者の中には、あるアルツハイマー病の遺伝子を発見してから、論文が科学ジャーナルに掲載されるまで６年かかった研究者がいた。その研究者は、「研究を始めて10年目にして

第１４回　特攻作戦を拒否した指揮官に倣え　時事通信新社長の挑戦

２０５０年のメディア：第１４回　特攻作戦を拒否した指揮官に倣え　時事通信新社...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200608/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　１９９４年に、時事通信の大蔵、日銀の各クラブに配属されていた四人の記者は、最強の布陣だった。

第１３回　数字を人生に変える　コロナ禍とベトナム戦争　そして日航機事故報道

２０５０年のメディア：第１３回　数字を人生に変える　コロナ禍とベトナム戦争　...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200601/org/00m/070/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　アメリカよ。10万の生と死に会いたまえ。　５月24日のニューヨーク・タイムズの１面は、「計り知れない損失」として、コロナによる死者１０００名余の氏名がうめつくした。

第１２回　私も絵本に救われた　柳田邦男は語る　拡大する唯一の紙メディア

２０５０年のメディア：第１２回　私も絵本に救われた　柳田邦男は語る　拡大する...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200525/org/00m/040/002000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　ノンフィクション作家の柳田邦男さんが『人生の１冊の絵本』という新書を上梓(じょうし)した。

第１１回　縦割りを越えろ　コロナ禍とＳＴＡＰ細胞報道、ＦＴ紙記者の指摘から考える

２０５０年のメディア：第１１回　縦割りを越えろ　コロナ禍とＳＴＡＰ細胞報道、...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200518/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞『フィナンシャル・タイムズ』のジリアン・テットが面白い記事を書いていた。　それはウイルスの封じ込めに成功し、経済を段階的に再開させようとしているニュージーランドのある研究についてである。その研究者は、経済封鎖による感染の縮小と

第１０回　著者と編集者の間　白石一文　衝撃のデビュー作　第三の結末、顚末始終

２０５０年のメディア：第１０回　著者と編集者の間　白石一文　衝撃のデビュー作...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200511/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　世の中には二種類の編集者がいる。　原稿をただ押しいただく編集者と、著者とともに作品をつくりあげる編集者だ。

第９回　点と点をつなげ！　アルツハイマー病特効薬からコロナ抗体薬を開発

２０５０年のメディア：第９回　点と点をつなげ！　アルツハイマー病特効薬からコ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200427/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　人と人の接触を断たないかぎり、このウイルスとの戦いに勝てない。しかし、人と人との接触を完全に断つのは不可能だ。まず経済がやられ、人々が生存できなくなる。

第８回　アフター・コロナにメディアはどうなるのか？　すでに淘汰は始まっている

２０５０年のメディア：第８回　アフター・コロナにメディアはどうなるのか？　す...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200420/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　アフター・コロナにメディアがどうなっているのか。考えてみたい。　現在のような状況は、ワクチンか治療薬が開発されるまで続くので、少なくとも１年半はこのような状態が続くというのが多くの専門家の見方だろう。

第７回　半年先を読み駒をおけ　コロナ禍の緊急出版　イタリア物理学者は語る

２０５０年のメディア：第７回　半年先を読み駒をおけ　コロナ禍の緊急出版　イタ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200413/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　成功する編集者は常に先のことを考え、いくつかの駒を盤面に配置しておく。　書籍編集者は少なくとも、半年先の世界がどうなっているのか、常に考えていなければならない。

第６回　コロナ禍を打ち破る「ＺＯＯＭ」米国横断取材　技術は言葉を超える

２０５０年のメディア：第６回　コロナ禍を打ち破る「ＺＯＯＭ」米国横断取材　技...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200406/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　３月18日から４月１日まで、米国出張取材の予定だった。　次の本『アルツハイマー征服』のため、製薬会社やアメリカの大学の研究者などの取材アポをいれ始めたのは２月20日からだ。

第５回　追い詰めたＪＲの『暴君』　日本の〝禁域〟に挑む伝説のフリー編集者

２０５０年のメディア：第５回　追い詰めたＪＲの『暴君』　日本の〝禁域〟に挑む...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200330/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　この連載の第１回では、紙の新聞は今後も退潮を続けること、不動産業や業務の多角化で、売上減をカバーすることは無理であること、答えは、有料デジタル版を読者にとってもらうしかないこと、そして有料デジタル版を成功させるためには、記者ク

第４回　秋田魁新報の挑戦　新聞の〝常識〟「前うち」からの脱却

２０５０年のメディア：第４回　秋田魁新報の挑戦　新聞の〝常識〟「前うち」から...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200323/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞「あれが、北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃する地上イージスが配備される予定だった陸上自衛隊の新屋(あらや)演習場です」

第３回　コロナ禍の『ペスト』　時代を読む目が既刊本に新たな命を

２０５０年のメディア：第３回　コロナ禍の『ペスト』　時代を読む目が既刊本に新...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200317/org/00m/040/001000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　ある地方紙は、このコロナ禍にもめげず、感染対策を万全にしたうえで、講演会を予定どおりにやる、というので、羽田空港に向かった。平日午前９時の有楽町駅。

第２回　３・１１の「それから」　地元紙報道部長はこだわり続けた

２０５０年のメディア：第２回　３・１１の「それから」　地元紙報道部長はこだわ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200311/org/00m/040/002000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　義理の父の家は仙台市太白区鹿野本町にあった。二〇一一年の東日本大震災後のゴールデンウイーク、東北新幹線が運転再開したこともあって、片づけを手伝いに行った。そこで、三月十二日の朝刊からの河北新報が、きれいにとってあるのをみつけた

第１回　ニューヨーク・タイムズ社員数激減の衝撃

２０５０年のメディア：第１回　ニューヨーク・タイムズ社員数激減の衝撃＝下山進 ...

https://mainichi.jp/sunday/articles/20200302/org/00m/040/008000d

　＜Ｓｕｓｕｍｕ　Ｓｈｉｍｏｙａｍａ　“ＭＥＤＩＡ　ＩＮ　２０５０”＞　昨年十月末に出版した『２０５０年のメディア』という本で、一時は倒産しかかったニューヨーク・タイムズが、デジタル有料版に社の経営基盤を集中していくことで再生した、という話を書いた。そのこともあってか、日本の新聞社からの講演依頼が